米Scality、4500万米ドルのシリーズDラウンドを完了し、Software Defined Storageへの業界シフトを強力に牽引

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米Scality、4500万米ドルのシリーズDラウンドを完了し、Software Defined Storageへの業界シフトを強力に牽引

新しい資金調達により、販売戦略を強力に押し進め、ワールドワイドに販売チャネルの拡充を推進し、 2017年のIPOを目指す

サンフランシスコ サンフランシスコ–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ)–本プレスリリースは、米国時間2015年8月24日に米国で発表したリリースの抄訳版です。

「我々は、ストレージ課題に対して新しいイノベーションにより応えていきます。我々は「ハイパースケール」

ソフトウェア・デファインド・ストレージのリーダー企業である米Scality(以下、スキャリティ社と表記)は、本日、シリーズDの資金調達ラウンドにより、4,500万米ドルの新規資金調達を完了したことを発表します。今回の資金調達ラウンドでは、メンロー・ベンチャーズをリード・インベスターとする既存投資家グループに 加え、日本の戦略的パートナー:株式会社ブロードバンドタワーからの新規投資を含んでいます。さらに今回は、スキャリティ社の全65%の従業員よる投資も行われ、今までの調達総額は8000万米ドルに上ります。

スキャリティ社は、今回の調達資金を主に、1) 北米地域の営業体制の強化、2) 海外市場の開拓、3) 販売パートナーへの投資などの分野に充てていきます。

スキャリティ社は、2013年7月に実施した前回の資金調達ラウンドと比較すると、めざましい成長を達成しています。例えば、売上高は400%の成長、従業員数は42名から160名、大手顧客の獲得(最近では、米Deluxe社、独RTL2、英Phoenix社など)、加えて、大手販売パートナーの獲得などです。2014年10月に締結した米Hewlett Packard社とのグローバル販売契約や、2015年8月の米Dell社との契約、またそれ以外のサーバーパートナーとの契約を総合すると、新しいサーバシステムの販売のかなりのタイミングで、スキャリティ社の「Scality RING」を併せてお求め頂けるようになっています。

スキャリティ社は、各分野において積極的にビジネスを拡大しています。国際展開として、この2年、ヨーロッパおよびアジア地域へ積極的に投資してきました2015年の日本法人設立に続き、シンガポール拠点も開設しています。また、米国内でも、東海岸への投資を進め、ボストンに研究開発拠点(R&Dセンター)を開設しました。製品面では、調査会社の米IDC社は2015年1月に、スキャリティ社を、オブジェクトストレージ分野における「リーダー」と認定しました。さらに、2015年6月には、SDS市場の立ち上がりと、スキャリティ製品への需要の高まりに応えるため、オンラインで「Scality RING」のトライアルが可能なプログラムも開始しました。

Menlo Venturesのマネージングディレクターである Douglas C. Carlisle氏は、以下のように述べています。

「スキャリティ社は、既存のストレージ市場を創造的に破壊する最有力なプレーヤーであり、同社の力強い成長に関われていることを誇りに思います。スキャリティ社の製品は、他のどの製品よりも、顧客のストレージ容量 ニーズに対応が可能な優れたものです。製品に加えて、CEOのジェロームの先見の明、常に一歩先行く経営スタイルにより、企業としても、製品としても、さらに高いステージへと成長していくことを期待しています。」

スキャリティ社は2015年3月、日本の事業会社「株式会社ブロードバンドタワー」と、戦略的ディストリビューター契約を締結しました。この内容に基づき、日本語でのサポートデスクの構築など、ブロードバンドタワー社による販売から保守に至る一貫体制の確立をサポートするような協業を今後促進していく予定です。

株式会社ブロードバンドタワーの会長兼社長 CEOである藤原洋氏は以下のように述べています。

「当社はテクノロジーを販売するのにとどまらず、最先端の技術により、新しい付加価値を実現していこうとする新規企業への投資を行っています。今でこそ一般的になったサーバー仮想化やスケールアップ型のNAS製品も、登場当初は極めて新しいテクノロジーでした。そして、ソフトウェア・デファインド・ストレージも、日本においてはまだまだ新しいコンセプトですが、我々は国内における最初のポジションを積極的に取り、エンタープライズユーザーを含む広範な市場に展開していきます。ソフトウェア・デファインド・ストレージは、ストレージの未来の形であり、多くの日本企業にインパクトを与えていくものだと確信しています。」

ブロードバンドタワー社の参画により、スキャリティ社に対する機関投資家は、Menlo Ventures、IDInvest、Digital Ambition Fund、Iris Capital、Omnes Capital、Galileo Partnersの計7社となりました。なお、今回の 資金調達ラウンドには、スキャリティ社の従業員のおよそ65%が個人として参画しています。

米調査会社IDC社のリサーチ・ディレクター Ashishi Nadkarni氏は以下のように述べています。

「我々の包括的なリサーチの結果、我々はスキャリティを、オブジェクトストレージ(OBS)市場における「リーダー」と評価しています。OBS市場は、2015年の時点で216億米ドルの市場規模を持ち、年率21.5%ものペースで急成長しています。スキャリティ社は、オブジェクトベースとファイルベース(NFS/CIFS)の両方を持ち、顧客のストレージニーズに柔軟に対応することが出来るユニークな存在です。今回のラウンドDのクロージングは、同社製品の強みと確かなバリュープロポジションが評価されたものだからこそと言えるでしょう。」

スキャリティは、2015年の前半、「Scarity RING」の最新版であるVersion 5.0をリリースしました。従来から定評の拡張性の高さに加え、ファイルベース、オブジェクトベースさらにはOpenStackとの接続性によるユニファイドSDSとしての機能強化を行いました。これにより、単一のScarity RINGプールを、複数のアプリケーションやサービスで利用することが可能になり、よりコスト効率の高いストレージを実現することができます。また、2015年6月からは、業界で初の試みである、オンラインでの製品トライアルプログラムを開始しています。スキャリティは、今回の資金調達により、製品開発の一層の強化はもちろんのこと、広域分散技術、ファイルとオブジェクトの相互運用性の向上、セキュリティなどの特定分野に関してもリサーチを強化していきます。

スキャリティ社最高経営責任者(CEO)のJerome Lecat(ジェローム・ルキャット)は以下のように述べています:

「我々は、過去1年半ほどの間に、とても多くのベンチャー資金がストレージ・スタートアップ企業に注入されていくのを見てきました。また、その一方で、輝かしい実績を誇った伝統的なストレージベンダが、市場シェアを失い、その結果として、経営者の交代やビジネスモデルの変革などが行われていくことも見てきました。我々がこのタイミングで新たな資金調達を実現できたということは、ストレージ市場の変化が確実に起こっていること、すなわち、ストレージ戦略の再考の必要性を感じておられるお客様がSDSを選び始めている、ということだと言えるでしょう。今回、新しい投資家として、株式会社ブロードバンドタワーが既存の投資家メンバーに加わったことを歓迎します。今回の投資は、我々の市場戦略の一層の推進、新しいメンバーの採用、海外戦略の拡大などへ活用し、2017年を目標とする新規公開に向け邁進します。」

既存のパートナー各社からのコメント

IDInvest社のパートナー、Matthieu Baret氏は以下のように述べています。

「2010年にスキャリティに出会い、我々はすぐに確信しました。当社は、市場を創造的に破壊していく新規プレーヤーに投資しており、スキャリティ社は、巨大な市場に揺さぶりを掛けようとしていたのです。スキャリティは、ラウンドB以降、大手顧客の獲得、COOのErwan Menardを始めとした経験豊かな才能の採用、メディア市場などの新しい業界への参入など、驚異的な成長を達成しました。我々はスキャリティを大変ポジティブに評価しており、今後も関係を続けていきます。」

BPIfranceのシニア・インベストメント・ディレクター、Frédéric le Brun氏は以下のように述べています。

「ストレージのように巨大で重要な市場を変えていこうという野心的なチームと仕事が出来ることは、大変エキサイティングなことです。我々は2011年からスキャリティの成長に立ち会い、2013年のラウンドCで投資家として関与してきましたが、今までの結果に満足していると共に、今後も素晴らしいチームを支えていきたいと考えています。」

Iris Capitalのパートナー、Guillaume Meulle氏は以下のように述べています。

「CEOのジェロームとは1994年からの付き合いで、スキャリティの経営陣と仕事を始めたのは2010年からで、通信業界における弊社のコネクションを提供することから始まりました。我々はラウンドCで投資を行い、その結果、Scality RINGが急激に成長していく姿を見てきました。今回のラウンドを通じて、スキャリティがさらに成長していく姿を見られることを大変光栄に思っています。」

Omnes Capitalのパートナー、Renaud Poulard氏は以下のように述べています。

「Omnesは、Bizanga社(スキャリティの創業メンバーが以前に設立した会社)の投資家だったこともあり、スキャリティの動向は早くからリサーチしていました。我々はスキャリティが創業時から掲げる、「様々な業種・業界におけるストレージニーズを解決する」というビジョンをサポートしています。」

Galileo Partnersのパートナー、François Duliège氏は以下のように述べています。

「創業当初のスキャリティは、e-mailまたはサービスプロバイダのストレージニーズや課題に特化したビジネスでしたが、今ではメディアまたは一般のエンタープライズ企業に対しての、膨大なストレージニーズへの問題解決へと進化しています。」

Hewlett Packard社サーバービジネスユニット、Strategic Growth and Business Development部門のバイスプレジデント、Chuck Smith氏は以下のように述べています。

「我々がここ数年で生み出している膨大なデータは、いかにしてそれを効率的に格納していくかという新しい課題を我々に突きつけています。我々はその課題に対して、弊社のワールドクラスのサーバーに、オブジェクトストレージソフトウェアの組み合わせで応えていくというアプローチを取っており、それは、スキャリティが掲げているビジョンと非常に近いものです。

神聖性と柔軟性は、まさに我々のお客様が必要としているものであり、弊社のサーバーとスキャリティのソフトウェアは、お客様に新しいソリューションをご提供できるものです。」

DELL社ストレージ部門VP&GMのAlan Atkinson氏は以下のように述べています。

「我々は、ストレージ課題に対して新しいイノベーションにより応えていきます。我々は「ハイパースケール」の最初のコンセプトメイカーであり、過去数十年のデータセンターアーキテクチャを牽引してきました。我々は、ソフトウェア・デファインド・ストレージに対して大変積極的であり、定評のある弊社製品、サービスと組み合わせることで、万全のストレージポートフォリオを提供します。先日発表したスキャリティ社とのパートナーシップは、まさにお客様からの声に応えたものであり、SDS市場リーダーのスキャリティ社と弊社のハードウェアの組み合わせが、市場から求められているのです。スキャリティとDellのハードウェアの組み合わせは、既に多くの業界で実績のあるものですが、今後も様々な領域に拡張していきます。」

その他のリソース、過去発表資料など

スキャリティ社について

スキャリティ社は、ソフトウェアベースのストレージ製品の業界リーダーです。製品である「Scality RING」は、100%の信頼性と極めて高い性能により、クラウド、映像、アーカイブなどの容量指向のストレージニーズに対して優れたソリューションです。Scality RINGは、Linuxが動作するx86ベースのサーバーで稼働します。代表的な組み合わせ例として、Hewlett Packard, Dell, Cisco, SuperMicroなどの実績があります。

Scality RINGは、極めて高い拡張性を実現するためのデザインにより、エクサバイトの容量や兆の単位のファイル格納も可能です。また、接続性においても特徴的で、オブジェクトベース、ファイルベースに加えて、OpenStackベースの接続をサポートします。導入実績として、上位20の通信事業者の7社、複数のクラウドサービスプロバイダ、その他エンタープライズ企業など合計80社以上が世界中に存在しています。

*出典: IDC MarketScape: Worldwide Object-Based Storage 2014 Vendor Assessment, IDC #253055e, December 2014

Contacts

本件に関するお問い合わせ:
Lumina Communications PR for Scality
(408) 680-0564
scality@luminapr.com
press@scality.com
または
石渡 達也
スキャリティジャパン(株)マーケティング部
03-6894-0301
tatsuya.ishiwatari@scality.com